急に現金が必要になった、給料日前でお財布がピンチ、そんなときのおすすめの手段のひとつが「クレジットカードの現金化」です。
クレジットカードの現金化は商品買取型とキャッシュバック型の2つがあり、買取型は自分で金券やブランド品などを購入して買取業者へ売却する方法、キャッシュバック型は現金化の業者を利用するという形になります。
ここではそんなクレジットカードの現金化について紹介していきます。

商品買取型について

商品買取型といわれる方法は、クレジットカードを使って換金率の高い金券やブランド品貴金属などを自分で購入して、それを買取業者に売却して買い取ってもらうという方法です。
メリットとしては自分一人で行うので悪質な業者に引っかかる心配がない、手数料が発生しない分高額換金が期待できる、目に見えるので安心できるといった点があげられます。近くにそういった店舗を取り扱っている店舗さえあればすぐに現金を入手することが可能です。
デメリットとしては商品の購入や売却など手間がかかること、生活圏に店舗がなければ時間や手間が増えること、商品に関する知識がいることがあげられます。
特に3つ目に関しては重要です。ブランド品などの高額換金可能なアイテムは流行にも左右されやすいため、高額換金できるものを事前にリサーチしておく必要があります。金券はそういったものには左右されにくく換金率は安定していますが、クレジットカードで購入できないものも多く、交通系の金券を購入してカードが停止となったという事例も存在するので注意が必要です。

キャッシュバック式について

キャッシュバック型は現金化を行っている専門業者を利用する形となります。安い商品を高額で購入、その特典として業者からキャッシュバックとして現金をもらうというシステムで、「クレジットカードの現金化」という言葉がさすのは主にこのことです。
メリットとしては時間や手間が少ないこと、消費者金融とは違うので審査などがなく周囲にばれないこと、利用停止となるリスクが少ないことなどがあげられます。専門業者の中には1時間以内に取引が完了するところも多く存在していて、換金率を明確に提示している業者も多いので安定した金額を短時間で受け取ることが可能です。
デメリットとしては実店舗を構える業者は少ないのでネット型の店舗を利用する必要があること、クレジットカードの情報を提示する必要があること、中には悪質業者も存在することです。
クレジットカードの情報提示はショッピングをする場合と同様に、サービスを利用するためには必要です。個人情報の流失や悪質業者の存在などを考え、実績のある優良店を利用しましょう。

最後にこれは商品買取型とキャッシュバック型のどちらにも共通することですが、払った額以上の現金が手に入ることはありません。加えてクレジットカード会社は利用規約に現金化を目的としたカード利用を禁止しています。法的に罰せられることはありませんが、カードの停止や解約といったペナルティが発生する可能性もあるということは念頭に置いておきましょう。